vol.017(2018/05/26)『RPAの威力』

1-1.書誌情報

書名:RPAの威力

著者:安部 慶喜, 金弘 潤一郎

発行日:2017年11月17日

発行者:日経BP社

Amazonリンク: http://amzn.asia/c8z6GOu

 

1-2.目次

はじめに

第1章 RPAの本質

第2章 進め方と成功のポイント

第3章 先進8社の取り組み

第4章 RPAの将来像

おわりに

 

1-3.内容紹介

RPAの導入効果や具体的な導入の進め方がまとめられており、さらに8社の具体的な導入事例を取り上げている1冊です。

RPAの概要を知るためには格好の入門書と言えるでしょう。

・・・と、ここまで説明なしに書いてきてしまいましたが、あなたはそもそも「RPA」とはなにかご存知でしょうか。

初耳の方のために、今回はRPAの概略を簡単に紹介するところから始めたいと思います。

 

RPAとは

RPAはRobotic Process Automationの略称です。

日本語に訳すと「ロボットによる作業工程の自動化」といったところです。

これまで、製造業の現場では、人間が手作業で行ってきた工程の多くがロボットにより自動化が進んできました。

これにより、人的コストの抑制、作業ミスの減少、危険な作業の代替などが可能になっています。

「RPA」にはさまざまな意味がありますが、現在は、こうしたロボットによる自動化をデスクワークにも導入していこうという取組のことを呼ぶことが多いです。

 

大和ハウス工業のロボット活用例

例えば、事例として取り上げられている大和ハウス工業ではこんな使われ方をしています。

大和ハウス工業は建設事業を手がける中で、工務店や電気工事事業者など多くの関係会社に、工事業務を外注しています。

こうした工事を発注する際、その外注先が持っている「建設業許可」の種類と業務内容が合致していなければ法律違反になってしまいます。

従来は、担当者が国土交通省が公開しているWebサイト「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム」というデータベースにアクセスして、人力で建設業許可番号を収集し、外注内容と照らし合わせる、ということをしていました。

同社では、RPAの導入により、この「Webサイトにアクセスして、求める企業の建設業許可番号を収集し、業務内容とのマッチングを確認する」という一連の作業をロボットに憶えさせ、人間の代わりにやらせるようになりました。

そのおかげで、こうした単純作業から人間を開放し、担当者は人間でなければできない企画、コミュニケーション等の仕事により集中できるようになりました。

さらに、ロボットであれば疲労とは無縁なので、ミスも減少。

金額としては、1,200万円のコスト削減効果があったと言われます。

 

1-4.こんなときに!経営への活かし方

デスクワークでの単純作業はおそらく会社規模を問わずにほとんどの業務で発生していることかと思います。

本書を読み、RPAの効果や使い方を知ることで、自社の業務の効率化につながるかもしれません。

ぜひ、一読し「自分の会社なら、この単純作業はロボットに任せられるのではないか」ということを考えてみましょう。

ただ、同書で取り上げられている事例については、大規模な企業がほとんどでした。

本書での学びを得た後に、より自社に近い規模の企業における取組をリサーチし、参考にしていくとよいかもしれません。

vol.016(2018/05/19)『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 〜現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ〜』

1.書誌情報

書名:WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 〜現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ〜

著者:佐渡島 庸平

発行日:2018年5月10日

発行者:幻冬舎

Amazonリンク: http://amzn.asia/1bkWGYn

 

2.目次

はじめに

第1章 現代の孤独とコミュニティ

第2章 持続可能な経済圏としてのコミュニティ

第3章 安全・安心とは何か?

第4章 コミュニティを編集する

おわりに

巻末ブックリスト

 

3.内容紹介

コミュニティの価値と可能性、そしてそのつくりかたについて佐渡島庸平さんの考え方がまとめられた本です。

著者の佐渡島庸平さんは『君たちはどう生きるか』『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』をプロデュースした編集者です。

これまで「コミュニティ」という言葉は、地域社会・地域共同体などと訳されてきました。

しかし、近年では、インターネットの発達によって、「地域」に限定されないコミュニティが成立しやすくなっています。

それは、「好きなひと」や「好きなもの」でつながるコミュニティです。

そして、企業にとっても、持続的なビジネスのために、今こうしたコミュニティをつくることが求められています。

例えば、ある企業がランニングシューズの通販ショップを運営しているとします。

この時、ランニングシューズを単に並べて売るだけであれば、価格以外に他店と差別化を図ることはできず、価格競争に巻き込まれてしまうことでしょう。

しかし、そのお店がランナーにとって嬉しい情報を届けるメールマガジンを発行していたらどうでしょうか。

そのメールマガジンの内容がランナーにとって有意義なものであれば、その人のお店で、その人のオススメの品を買いたくなるのではないでしょうか。

これは1対Nのコミュニティの例です。

この本では、コミュニティはさらに一歩進んで、N対Nの形になっていくと述べられています。

ランナーの例で言えば、その通販ショップが練習会を開いたり、ショップのお客様でチームをつくって大会に参加したり。

こうした「場」を設けることで、お客様同士でのコミュニケーションが生まれます。

このコミュニケーションが生まれる場が、N対Nのコミュニティです。

こうしたコミュティを持つことができれば、そのコミュティに参加できることに価値が生まれるため、その企業は選ばれ続けるでしょう。

 

4.こんなときに!経営への活かし方

コミュニティをつくることが、企業のビジネスの持続可能性に大きな影響を持つようになりました。

本書では、こうしたコミュニティの思想から、SNSの活用法、コミュニティ運営の方法など、具体的なコミュニティのつくりかた・続け方も紹介されています。

お客様とのしっかりとした関係を構築し、コミュニティ化していきたい企業にとって、とても役立つ本になっています。

vol.015(2018/05/12)『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』

1.書誌情報

書名:ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学

著者:入山 章栄

発行日:2015年11月20日

発行者:日経BP社

Amazonリンク: http://amzn.asia/529somp

 

2.目次

【Part1】いま必要な世界最先端の経営学
【Part2】競争戦略の誤解
【Part3】先端イノベーション理論と日本企業
【Part4】最先端の組織学習論
【Part5】グローバルという幻想
【Part6】働く女性の経営学
【Part7】科学的に見るリーダーシップ
【Part8】同族企業とCSRの功罪
【Part9】起業活性化の経営理論
【Part10】やはり不毛な経営学
【Part11】海外経営大学院の知られざる実態
【経営学ミニ解説】

 

3.内容紹介

本書は経営・ビジネスのさまざまな問題について、最新(といっても2015年時点ですが)経営学研究の知見をご紹介していくものです。

上記の目次をさらに細かく章別に見ていくと、本書でどんな問いが紹介されているかわかりますので、ここで掲載したいと思います。

【Part1】いま必要な世界最先端の経営学

第1章 なぜビジネススクールでは最先端の経営学が学べないのか

第2章 「経営は役に立たない」についての二つの誤解

【Part2】競争戦略の誤解

第3章 あなたの会社の戦略がうまくいかない、最も根本的な理由

第4章 成功しやすいビジネスモデルの条件とは何か

【Part3】先端イノベーション理論と日本企業

第5章 イノベーションの絶対条件!「両利きの経営」を進めるには

第6章 なぜ大企業は革新的イノベーションについていけないのか

第7章 「チャラ男」と「根回し親父」こそが最強のコンビである

【Part4】最先端の組織学習論

第8章 組織の学習力を高めるには、「タバコ部屋」が欠かせない

第9章 「ブレストのアイデア出しは、実は効率が悪い!

第10章 「失敗は成功のもと」は、ビジネスでも言えるのか

【Part5】グローバルという幻想

第11章 真に「グローバル」な企業は、日本に3社しかない

第12章 「世界がグローバル化した」「フラット化した」を疑え

【Part6】働く女性の経営学

第13章 日本企業に、ダイバーシティー経営は本当に必要か

第14章 男性中心職場での「できる女」の条件

【Part7】科学的に見るリーダーシップ

第15章 これからのリーダーシップに向くのは、どのような人か

第16章 成功するリーダーに共通する「話法」とは

【Part8】同族企業とCSRの功罪

第17章 日本最強の後継社長は「婿養子」である

第18章 CSR活動の思わぬ副次効果とは

【Part9】起業活性化の経営理論

第19章 日本の起業活性化に必要なこと(1)簡単な「キャリア倒産」

第20章 日本の起業活性化に必要なこと(2)サラリーマンの「副業天国」

第21章 成功した起業家に共通する「精神」とは

【Part10】やはり不毛な経営学

第22章 「もうかる理由って結局なに?」を突き詰める学者たち

第23章 「リソース・ベースト・ビューが捉えきれないこと」とは何か

【Part11】海外経営大学院の知られざる実態

第24章 ハーバードを見て、米国のビジネススクールと思うなかれ

第25章 米国の大学の裏事情は、中国人が一番知っている

第26章 来たれ!世界最先端の経営学を語る人材よ

ちょっと長くなりましたが、いかがでしょうか。

企業経営に関わる方であれば興味をそそる話題ばかりではないでしょうか。

興味のあるパートだけをつまみ読みしていただいてもよいかもしれません。

もちろんこうした問いに関して書かれた本はこれまでもたくさんありました。

しかし、その多くはある経営者の体験談であったり、数社の企業の事例だったりということがほとんどではないかと思います。

そうした個別の「症例報告」ではなく、調査や統計データの分析に基づく研究結果をご紹介しているのが本書の特徴です。

 

ダイバーシティ経営の効果

イメージがわくように、本書で紹介される研究成果を一つ例示しましょう。

第13章で、ダイバーシティ経営に関する研究が紹介されています。

女性、外国人の活躍推進が叫ばれるようになってかなりの時間が経ちました。

ところが、ダイバーシティ研究では「性別・国籍などを多様化することは、組織のパフォーマンスによい影響を及ぼさない」といった研究もあり、さまざまな議論がありました。

実際に「外国人を雇用したが、考え方が違って大変だ。軋轢を生んでいる」という企業の声もあります。

こうした議論が進む中、近年の研究結果によって、「デモグラフィー型の人材多様性ではなく、タスク型の人材多様性が組織パフォーマンスにプラスの効果をもたらす」ことがわかっています。

つまり、性別や年齢・国籍といった多様性ではなく、技術や能力・経験の多様性を追求することが大切である、ということです。

本書では、こうした「すでに常識として定着しつつあるビジネス上の考え方」についても見直すきっかけとなる知見も紹介されています。

 

4.こんなときに!経営への活かし方

「経営学は実際の経営の役に立つのか?」

これは本書の第2章でも触れられている問いです。

その答えは、経営学に「正解」を求めるか、経営学を「思考の軸」として使うかによって大きく異なります。

これは経済学でもよくあることですが、経営学の知見については、「まあ、そりゃそうだよね」といったものもたくさんあります。

例えば、「昇進しやすい女性社員は、男性社員とも、女性社員とも積極的に交流している」といった研究結果があります。が、これは肌感覚でそうだろうという感じはします。

しかし、「肌感覚でなんとなくAの方がよさそう」というのと、「研究結果にもとづいて論理的にAの方がよいはずだ」というのとでは、判断に対する自信、決断したことによって引き起こされた結果の受け止め方に大きな差が出るのではないでしょうか。

そもそも世の中の会社が置かれている外部の環境、内部の状況は千差万別であり、その中ですべての会社に当てはまる同一の正解は存在しません。

究極的にはケース・バイ・ケースです。

ですが、経営学の知見を踏まえた上で経営判断を行うことで、求める結果に手が届きやすくなることはきっとあるのではないでしょうか

vol.014(2018/04/28)『「原因と結果」の経済学―データから真実を見抜く思考法』

1.書誌情報

書名:「原因と結果」の経済学―データから真実を見抜く思考法

著者:中室 牧子,津川 友介

発行日:2017年2月17日

発行者:ダイヤモンド社

Amazonリンク: http://amzn.asia/fcLdAgm

 

2.目次

第1章 根拠のない通説にだまされないために
「因果推論」の根底にある考えかた
第2章 メタボ健診を受けていれば長生きできるのか
因果推論の理想形「ランダム化比較試験」
第3章 男性医師は女性医師より優れているのか
たまたま起きた実験のような状況を利用する「自然実験」
第4章 認可保育所を増やせば母親は就業するのか
「トレンド」を取り除く「差の差分析」
第5章 テレビを見せると子どもの学力は下がるのか
第3の変数を利用する「操作変数法」
第6章 勉強ができる友人と付き合うと学力は上がるのか
「ジャンプ」に注目する「回帰不連続デザイン」
第7章 偏差値の高い大学に行けば収入は上がるのか
似た者同士の組み合わせを作る「マッチング法」
第8章 ありもののデータを分析しやすい「回帰分析」

 

3.内容紹介

いきなりですが、次の3つの質問について考えてみてください。

  • メタボ健診を受けていれば長生きできる
  • テレビを見せると子どもの学力は下がる
  • 偏差値の高い大学へ行けば収入は上がる

これらの質問、あなたは「Yes」だと思いますか?「No」だと思いますか?

実は、これらの問題については、すでに経済学の研究者により研究がされており、学問的な答えが出ています。

そして驚くべきことにこの3つの質問の回答はいずれも「No」であるとされています。

世の中でよく言われている感覚的な答えとはちょっとちがいますね。

これらを「Yes」と考えてしまうのは、「因果関係」と「相関関係」の区別が曖昧になってしまっているからなのです。

 

因果関係と相関関係

別の例を挙げましょう。

日本の都道府県別体力テストと学力テストの結果を分析すると、体力テストの結果のよい子どもは学力テストの結果もよいらしいです。

では、学力の高い子どもは、体力が高いから学力が高いのでしょうか?

もし、体力が高いことが学力の高さの理由であるならば、体力を鍛えることが、学力向上にもつながります。

が、もちろんそんなことはありませんね。

これはわかりやすくイメージしやすい「相関関係はあるが、因果関係はない」例です。

そして、実は先程の3つの質問もこれと同様で、「相関関係はあるが、因果関係はない」のです。

「2つのことがらのうち、どちらかが原因でどちらかが結果である」状態を因果関係があるといいます。

一方、「2つのことがらに関係があるものの、原因と結果の関係にないもの」のことを相関関係があるといいます。

相関関係の場合、「一見すると原因のように見えるもの」(ここまで挙げた例で言えば、メタボ健診を受ける、テレビを見る、偏差値の高い大学へ行く、体力をつける)を変えても、結果を変えられない、ということが起こります。

つまり、相関関係を因果関係と誤解したまま、何らかの施策、対策を打っても、期待したような結果が起こらないのです。

 

正しい経営判断のために

こうした相関関係を因果関係と誤解してしまうと、さまざまな判断の誤りを招きかねません。

例えば、前年末に初めてチャレンジしたクリスマスキャンペーンを打ったところ、例年より売上が5%向上したので、今年はさらに予算を倍増してキャンペーンを実施しよう、といった話があったとします。

しかし、その売上が5%向上したという結果が得られた原因が、本当にクリスマスキャンペーンだったのかどうかというのは検証してみなければわかりません。

元々例年より前年が景気がよくなったから、かもしれませんし、たまたまその商品が何らかの雑誌で取り上げられたから、かもしれません。

正しい経営判断をするためには、こうした因果関係を理解し、めざす結果に対して効果のある原因に対する手立てを考えなければなりません。

本書ではこうしたそのことがらが因果関係なのか単なる相関関係なのかを見極める因果推論という方法論が丁寧に説明されています。

さまざまな因果推論のパターンを学び、日々の判断に活かしていきましょう。

 

4.こんなときに!経営への活かし方

企業において、何らかの行動を起こすときには、人材や時間、お金といった限られたリソースを投入することになります。

その時に、因果関係があるように見えて実はそうではない思い込みや、根拠のない一般論を信じて行動してしまえば、そうしたリソースを無駄遣いしてしまうことになります。

本書によって因果推論の考え方を身に付け、正しく物事を捉え、判断できる力を伸ばしましょう。

vol.013(2018/04/21)『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』

1.書誌情報

書名:世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事

著者:津川 友介

発行日:2018年4月13日

発行者:東洋経済新報社

Amazonリンク: http://amzn.asia/fvQpFQ6

 

2.目次

はじめに

第1章 日本人が勘違いしがちな健康常識

第2章 体に良いという科学的根拠がある食べ物

第3章 体に悪いという科学的根拠がある食べ物

特別編 病気の人、子ども、妊婦にとっての「究極の食事」

 

3.内容紹介

僕は今年で32歳になるのですが、そろそろ健康に気を遣おうという年齢になってきました。

ひとり会社の経営者としては、自分が倒れたらその時点で大部分の仕事が止まり、事業の継続が難しい状況です。

さて、本メルマガの読者もその多くが僕と同年代かあるいは、それ以上の方が多いことかと存じます。

読者のみなさんは、経営者であったり、第一線で活躍されるビジネスパーソンであったり、おそらく余人をもって替えがたい存在でしょう。

持続的な働き方のためには「健康であること」がとても重要であることには異論はあまりないのでは。

本日紹介する『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』は、こうした健康であり続けるための食事について、現在わかっているエビデンス(科学的根拠)に基づいて、わかりやすくシンプルにどのような食事を摂るべきかがまとめられた本です。

本書が巷に氾濫する「健康本」と一線を画するのは、ここで紹介されている食事はすべてエビデンスがあるものだけ、というところです。

書店に並ぶ「健康本」やTVで目にする健康情報、インターネットで検索して上位に表示される健康情報など、その多くが科学的根拠に乏しく、その確実性よりキャッチィさが優先されたものばかりです。個人の体験などに基づくブログ記事なども、効果の検証がされたものではありません。

健康になるための食事についてはこれ一冊を読めば十分な内容になっています。

 

健康に良い食品、悪い食品

本書では、健康に良いか悪いかについて、エビデンスの強さに応じて食品を5つのグループに分類しています。

グループ1は、健康に良いということが複数の信頼できる研究で報告されている食品。

グループ2は、健康に良いかもしれない食品。少数の研究で健康に良い可能性が示唆されている。

グループ3は、健康へのメリットもデメリットも報告されていない食品。

グループ4は、健康に悪いかもしれない食品。少数の研究で健康に悪い可能性が示唆されている。

グループ5は、健康に悪いということが複数の信頼できる研究で報告されている食品。

つまり、単純化して言えば、グループ1の食品を多めにとって、グループ5の食品を控えるようにすれば、健康リスクを下げることができる、ということです。

実際にこれらグループ1とグループ5に該当する食品も紹介してしまいますが、これがなかなか衝撃的な結果です。

グループ1:魚、野菜・果物、茶色い炭水化物(玄米、蕎麦、全粒粉パンetc)、オリーブオイル、ナッツ類

グループ5:赤い肉(牛肉、豚肉etc)、白い炭水化物(白米、パスタ、らーめん、うどん、精粉パン、じゃがいもetc)、バターなどの飽和脂肪酸

日本人としては「白米がダメなんですか……?うどんもらーめんも?焼肉とかも??」みたいな感じでかなり辛い結果です。

ただし、本書では注意点として、グループ5の食品も健康に良くないということであって「食べるべきではない」と述べられています。

あくまで健康に良くないことを理解した上で、バランスよく食を楽しみましょう。

僕も白米断絶するのとか無理です。

 

成分ではなく食品で考える

「野菜が健康に良い、赤い肉が健康に悪い、ってあるけど、どの成分のせいでそうしたことが言えるの?」と疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれません(僕も表紙の帯紙だけ見た時そう思いました)。

これは僕も初めて知ったのですが、現在の医学研究では、「食品」が重要なのであって「成分」が重要なのではない、ということがわかっているそうです。

例えば、リコピンが多く含まれる健康や美肌に良い食品としてよく挙げられるトマトがありますが、トマトが食品として健康に良いのであって、その成分であるリコピンが健康に良い、というエビデンスはないそうです。

人参やかぼちゃなどに多く含まれるβカロテンという成分があります。

これも一時期は健康に良い成分ということで、さまざまな飲料水に添加されたり、サプリメントが販売されていましたが、現在の研究結果では、βカロテンという成分だけをサプリメントで摂取するとがんのリスクが増加するとのこと。マジかよ。

また、これも僕は目からウロコだったのですが、ダイエットする際に、カロリーの数値を気にするのではなく、これもまた食品単位で考えた方がよいとのこと。

これまでは単純にカロリーの収支のことしか考えていませんでしたが、今後見直したいと思います。

 

4.こんなときに!経営への活かし方

健康に関心のある経営者必読の書です。

これまであなたが得てきた健康情報はどれだけ根拠のあるものだったでしょうか。
本書はエビデンスに基づく健康になるための食事に関する情報が必要十分に網羅されています。

内容もコンパクトで1時間前後くらいでざっくり読みきれるはず。費用対効果は素晴らしく大きい投資です。

また、この本では「その言説にエビデンスがあるのか」という視点が一貫して盛り込まれています。

こうした考え方は、健康情報だけでなく、経営全般で重要な観点です。

経営学やマーケティングでもさまざまな研究がされています。

経営者の書いた自伝などを読むと「社内の掃除を自分たちでさせることで従業員の心が育った」といった言説が見られますが、こうした社内清掃が本当に効果があるかどうかはエビデンスがなくてはわかりません。

もちろん効果はあるかもしれませんし、試しにやってみよう、というのはとても大切です。

一方、「すでに研究されていてエビデンスがあるか、ないか」という観点を持って事前にリサーチすることも効率的な経営を図る上では重要になります。

「健康な食事」というテーマそのものも、「エビデンス」というメソッド・考え方としても役立つ本です。

ぜひご一読ください。

vol.012(2018/04/14)『知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ』

こんにちは、戸田です。

2018年4月14日です。

もうすっかり春めいてきましたね。

本日は、ものの見方、考え方の基本を学ぶことができる一冊をご紹介します。

新年度、新しい環境、事業にチャレンジされる方もいらっしゃるかもしれません。

そんなみなさんの「考える」ことに役立てば幸いです。

それでは、経営読書塾メールマガジンvol.012のコンテンツはこちら。

 

目次

1.レビューNo.12『知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ』

2.質問&レビュー募集

3.お知らせ

4.編集日記

5.次回予告『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』

それでは、さっそくブックレビューに入りましょう。

 

1.レビューNO.12『知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ』

1-1.書誌情報

書名:知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ

著者:苅谷 剛彦

発行日:2002年5月20日

発行者:講談社

Amazonリンク: http://amzn.asia/esPtoNf

 

1-2.目次

序章 知的複眼思考法とは何か

第1章 創造的読書で思考力を鍛える

第2章 考えるための作文技法

第3章 問いの立て方と展開のしかた

第4章 複眼思考を身につける

 

1-3.内容紹介

事業を経営する中では、日々たくさんの問題が起こるでしょう。

「売上が低迷している。どうすればよいのだろう。新しい事業をはじめるべきだろうか」

「今はAIが話題らしい。自社でも取り入れられないだろうか」

「社員のやる気がいまいち。どうすればよいのだろう」

こうした問題が起こった時、あなたはどうしていますか?

人の話を聞く、本を読む、見て見ぬふりをする……さまざまな対応があるかもしれません。

しかし、どこかの経営者の講演を聴いて、それをそのまま自社に取り入れるだけでは上手くいかないことも往々にあるでしょう。

いずれにせよ、大切なのは「自分の頭で考える」ということです。

しかし、この「自分の頭で考える」というのも、言うは易く行うは難し、です。

今日紹介する『知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ』は、常識に囚われず、自分の頭で考えるための基本的な考え方を身につけるためものです。

 

複眼思考とは何か

複眼思考とは、ありきたりの常識や紋切り型の考え方に囚われずに、ものごとを考えていく思考です。

例えば、地元の飲み会などでは「最近の高校生は受験勉強ばかりで社会との接点が乏しい」といった話がたまに話題に出たりします。

これに「だからもっとアルバイトなどして社会経験を増やすべき」などと言った議論が続きます。

一見するともっともらしく、大体は「そうだそうだ」という話になります。

が、この話もきちんと考えるとすればいろいろと疑問点が浮かびます。

「本当に最近の高校生は昔と比べて受験勉強ばかりしているのか?」

「インターネットの普及によってむしろ社会との接点は増えているのでは?」

「アルバイトをすることで得られる社会経験というのがいかほどのものか?」

「そもそも社会経験を増やすことが重要という前提だがそれはなぜか?」

こうした着眼点を持つことが複眼思考の第一歩となります。

や、居酒屋談義で、いちいちこんなツッコミ入れてたら嫌われるかもしれませんけど。

 

複眼思考を身につけるには

例示したような複眼思考は事業、経営にもさまざまな応用ができます。

では、どうすれば、こうした複眼思考を身につけ、使いこなせるようになるのでしょうか。

本書では、「批判的読書」「考えるための作文」「問いを立てる」ことなどをその方法として挙げています。

批判的読書では、書かれている内容をそのまま信じ込むのではなく、著者の主張の根拠は何か、組み立てられた論理に飛躍はないか、といったことを考えながら読むことが求められます。

また、書くことについては、「すでに考え終わっていることをあらわすために書く」のではなく、「考えを深め、明確にするために書く」という捉え方がされています。

「書くという行為は、もやもやとしたアイデアに明確なことばを与えていくこと」なのです。

先程の例示でも、「最近の高校生は受験勉強ばかりで社会との接点が乏しい」ということについて、何かもやもやとしたものを感じた時、「自分はどの部分についてもやもやしているのか」は、書くことを通じて明らかになりました。

本書では、複眼思考について、その概念を説明するだけでなく、具体的な実践方法についても述べています。

この思考法を身につけたい、という方はぜひ一読と言わず、熟読し、文中で「実際に考えてみよう、書いてみよう」とされている課題にチャレンジしてみることをオススメします。

 

1-4.こんなときに!経営への活かし方

「なぜ売上が低迷しているのだろう」→「景気が悪いからだ」

「なぜ新入社員のモチベーションが低いのだろう」→「最近の若者はやる気がないからだ」

……などと思考停止しているところからは、何の解決策も生まれません。

本書により、複眼思考する力を鍛え、新しい発想をもって事業・経営の課題解決に取り組みましょう。

 

2.質問&レビュー募集

読者のみなさまからの質問やコメントは随時募集中です。

このメールにそのまま返信できますので、お気軽にお寄せください。

 

3.お知らせ

4月22日に当社協賛の講演会が開催されます

『milieu』編集長 塩谷舞さんをお招きした講演会が開催されます。

4月22日(日)14時00分より静岡マルイ8階エニシア(静岡市)にて。

静岡にて実力派インフルエンサーのお話を聞くことのできるまたとない機会ですので、ぜひぜひご参加くださいませ。

詳細・お申込みはこちら↓

https://shizuokaciotan.peatix.com/

 

4.編集日記

年度が変わることはそれほど関係ないのですが、新しい取組をしていこうと日々試行錯誤中です。

週明け月曜にはEBPMに関する勉強会を開催したり、またRPA(Robot Process Automation)について勉強を始めたり、5月からは新たに学生スタッフさんにお仕事をお願いしようかな、ということでその面談をしたり。

止まらず、日々一歩一歩前へ進んでいきましょう。

 

5.次回予告『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』

さて、次号で取り上げる本はこちらです。

津川 友介『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』(東洋経済新報社,2018)

Amazonリンク: http://amzn.asia/fvQpFQ6

何事も身体がいちばんの資本。

ということで、みなさんお身体の調子はいかがでしょうか。

元気に活躍し続けるためには、食事に気を配ることは必須要件です。

そこで、次回は数多ある胡散臭い食事本とは一線を画す、エビデンスに基づく食事法に関する本をご紹介いたします。

どうぞお楽しみに。

vol.011(2018/04/07)『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本』

こんにちは、戸田です。

2018年4月7日です。

新年度が始まり、1週間が経過しました。

自社に新入社員が入ってきた方、初めての後輩ができた方、自身が異動となって業務に慣れようとしている方……さまざまではないかと思います。

本日はそんな新年度にぴったりの本をご紹介いたします。

経営読書塾メールマガジンvol.011のコンテンツはこちら。

 

目次

1.レビューNo.11『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本』

2.質問&レビュー募集

3.お知らせ

4.編集日記

5.次回予告『知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ』

それでは、さっそくブックレビューに入りましょう。

 

1.レビューNO.11『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本』

1-1.書誌情報

書名:ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本

著者:對馬 陽一郎

発行日:2017年5月17日

発行者:翔泳社

Amazonリンク: http://amzn.asia/2baXmFf

 

1-2.目次

はじめに

第1章 「先延ばし癖」を何とかしたい!

第2章 「段取りができない」を何とかしたい!

第3章 「ケアレスミス」を何とかしたい!

第4章 「物忘れ」を何とかしたい!

第5章 「片づけられない」を何とかしたい!

第6章 「職場・仕事の人付き合い」を何とかしたい!

 

1-3.内容紹介

「どうしてまた突然発達障害の本を?うちではまだ障害者は雇っていないんだけど……」と思われたかもしれません。

しかし、あなた自身、あるいはあなたの部下、後輩など周囲を見てみた時にこんな悩みはないでしょうか?

  • やらなければならない仕事をついつい先延ばし。〆切直前にあわてる羽目に
  • 事務作業の段取りができない
  • メールの誤送信を頻発してしまう
  • 鍵、財布、携帯をすぐ失くしてしまう

こうした症状は、ADHD/ADDをはじめとした発達障害のある方によく見られる特徴です。

が、発達障害ではなくとも、仕事をする上で、人によってはよく起こしてしまいがちなミスではないでしょうか。

例えば、僕などは頻繁に物をどこかに置いてきたり忘れてきてしまいます。

傘を持って出かけたとき、再びその傘が我が家に帰ってくるのは50:50くらいの確率です。

腕時計もあまりに置いてきてしまうため、もう着けるのをやめてしまいました。

本書は、発達障害の方によく起こりがちな仕事上のトラブルに対し、医療的なアプローチではなく、現場の人が現場の仕事に対応するために編み出した方法、工夫を紹介しています。

そのどれもが「気をつけましょう」「注意しましょう」という精神論ではなく、具体的で実行可能な工夫であり、発達障害であるか否かにかかわらず、トラブルを防ぐ上で役立つものが満載です。

ぜひ敬遠せずに手にとってみていただければと思います。

 

例:仕事の〆切が守れない

せっかくなので、本書より一つ具体例を紹介します。

やらなければならない仕事をつい先送り。まだ時間があるさ……と思っているうちに大変なことに

僕も大概〆切直前になって追い込まれないと始められないタイプなのですが、仕事のクオリティを担保するためには、一晩寝かせて熟成させる時間が本当は必要だよなあ……などと感じているところです。

こちらについて本書で紹介されている解決法は以下の通りです。

求められる対応:時間感覚を実感させやすくし、タスクの優先度を上昇させる方法を考える

対応方針:カウントダウン方式でタスク管理すべし

具体例:フリーウェア「インフォーメション」というスケジュール管理ソフトを使い、タスクの一元管理とタスクごとの「あと◯日」という〆切を表示させる

上記に見られるように、活用すべき具体的なツールまで紹介してくれるのが本書の特徴です。

もちろん合う合わないがありますので、すべて本書の通りに取り組む必要はありませんが、参考になるものも多いはずです。

 

1-4.こんなときに!経営への活かし方

本書を読んでみて、まずは自分自身にあてはめてみるとよいかもしれません。

「私もこんなミスはけっこうやりがちだな……」というものがあれば、その改善に役立つでしょう。

さらに、本書が最も役立つのは、社員や部下、後輩にこうしたミスが目立つときでしょう。

ここで挙げられている話は、ともすれば、ただの注意不足ややる気の無さの表れでは?と思われがちです。

しかし、その時に「なんでできないんだ!」と叱るだけでは、改善していくことは難しいでしょう。

こうした時に、「なぜできないのか」を一緒に考え、「ではどうしたらよいか」を精神論ではなく、仕事の進め方を変えたり、一工夫したりすることで、改善していくことができるかもしれません。

誰かの仕事を教え導く役割を担う方には特に一読をオススメします。

 

2.質問&レビュー募集

読者のみなさまからの質問やコメントは随時募集中です。

このメールにそのまま返信できますので、お気軽にお寄せください。

 

3.お知らせ

4月22日に当社協賛の講演会が開催されます

『milieu』編集長 塩谷舞さんをお招きした講演会が開催されます。

4月22日(日)14時00分より静岡マルイ8階エニシア(静岡市)にて。

静岡にて実力派インフルエンサーのお話を聞くことのできるまたとない機会ですので、ぜひぜひご参加くださいませ。

詳細・お申込みはこちら↓

https://shizuokaciotan.peatix.com/

 

4.編集日記

2018年度が始まりましたね。

当社の決算は5月ですので、経営の振り返りはまだ少し先なのですが、行政や大学などの受託業務は一区切りがつきました。

新年度で環境が変わられた方も多いかもしれません。

心身の健康には気をつけつつ、新たな気持でやっていきましょう。

 

5.次回予告『知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ』

さて、次号で取り上げる本はこちらです。

『知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ』(講談社,2002)

Amazonリンク: http://amzn.asia/esPtoNf

「物事を多角的に視て、考える」

ただ、それだけのことが、常識に囚われた私たちにはとても難しいことでもあります。

本当に「自分の頭で考える」というのはどういうことか、そんなことを考える上でヒントになる本です。

お楽しみに。

vol.010(2018/03/24)『営業生産性を高める!「データ分析」の技術』

こんにちは、戸田です。

2018年3月24日です。

掛川の桜は少し早いのですが、ソメイヨシノはこれから満開シーズンという地域も多そうですね

まわりでも人事異動の連絡があり、新しい年度が始まるな、というのを実感しています。

さてさて、経営読書塾メールマガジンvol.010をお届けします。

本日のコンテンツはこちら。

 

目次

1.レビューNo.10『営業生産性を高める!「データ分析」の技術』

2.質問&レビュー募集

3.お知らせ

4.編集日記

5.次回予告『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本』

それでは、さっそくブックレビューに入りましょう。

 

1.レビューNO.10『営業生産性を高める!「データ分析」の技術』

1-1.書誌情報

書名:営業生産性を高める!「データ分析」の技術

著者:高橋威知郎

発行日:2017年9月1日

発行者:同文館出版

Amazonリンク: http://amzn.asia/gsu5nzr

 

1-2.目次

はじめに

1章 データで営業生産性をあげるセールス・アナリティクス

2章 セールス・アナリティクスの軸となる「3つの指標」

3章 集めたデータから重要な数字を生み出す「データの3つの技術」

4章 データを活かし収益につなげる「数字の3つの技術」

5章 ケーススタディーいかにして営業生産性をあげたのか

付録1 はじめての「無料分析ツールR」の使い方

付録2 Rを使った予測(簡便法と統計モデル)

 

1-3.内容紹介

データを活用することによって、営業生産性をあげる「セールス・アナリティクス」の考え方と手法を紹介している本です。

「営業日報は書いているけれど、特に振り返りはしてないなあ……」という営業パーソン、「CRM(顧客関係管理)システムを導入したけれど、入力がめんどうと現場から不満が……」といった悩みを持つ経営者、「いや、そもそも営業記録とか残したことないな?」といった方まで、営業活動を効率化して売上をあげるために役立つ一冊です。

 

セールス・アナリティクスをはじめるときの心得

巷ではビッグデータ活用が話題になっています。

が、そもそもそんなビッグデータの蓄積がある企業ってそんなにないですよね?

あなたの会社でも「ビッグデータどころか小さなデータする活用できてないよ……というかデータとか特に貯まってないよ」という状況ではないでしょうか。

安心してください。うちもそうです。

本書では、大多数の企業がデータ整備が進んでいないことをふまえて、セールス・アナリティクスをはじめるときの心得として、「今あるデータでとりあえずはじめてみよう!」と述べています。

本格的な分析には、活用を意識したデータの整備が必要です。

が、取組を進めていくにあたって、データの収集からはじめるのでは、実際に活用し、効果が上がるまでに時間がかかってしまい、熱も冷めてしまいます。

そのために、まずは今できることからはじめてみよう、というのが肝要です。

 

とりあえずの一歩:何から始める?

セールス・アナリティクスの目的は営業生産性を上げること。

つまり、営業時間に対する売上(利益)を大きくすることが、多くの企業にとって営業上のゴールとなるはずです。

その観点を持って営業活動、つまり受注を獲得するまでのプロセスを分解してみましょう。

シンプルな例を一つあげてみます。

テレアポ→ニーズ把握(訪問)→提案・見積(訪問)→受注

こうしたプロセスについて、テレアポ件数、訪問件数、提案・見積件数、受注件数などが記録されていれば、データ分析が可能です。

その際に重要になるのが、やみくもに分析するのではなく、「最終的に営業活動をどのように変化させるか?」という観点をもって分析することです。

例えば「営業人員が限られているので、訪問→受注率を高めたい」という課題があったとします。

この例であれば、「受注率(訪問→受注につながった割合)を顧客の業種別に比較してみよう」「テレアポ→訪問の間の日数を分析して受注率への影響を調べてみよう」などといった分析を行うことが考えられます。

データ活用の第一歩はこうしたシンプルな分析です。

まずは、こうした簡単にできるところから、とりあえずはじめてみましょう。

 

そうは言ってもデータがない……というとき

データ分析のためには、日々のデータの収集・蓄積が大切になってきます。

しかし、そうは言っても現状は何もデータがない、そんなこともあるかもしれません。

そんな時に使える技術としてデータをよみがえらせる「データ・ネクロマンシー」が紹介されています。

これは紙媒体資料(営業日報、見積書、契約書)の確認、メールの確認、営業パーソンへのヒアリングなどにより行います。

先程例示したテレアポ件数、訪問件数、提案・見積件数、受注件数などであれば、以下のようにデータをよみがえらせることができます。

  • テレアポ件数
    テレアポ実施者に一日あたりの概ねの電話件数をヒアリング
  • 訪問件数
    営業パーソンのスケジューラーなどから訪問日・訪問先をリスト化
  • 提案・見積件数
    提案書・見積書から提案日・提案先をリスト化
  • 受注件数
    打合せ記録、メールから受注内示日を、契約書の日付から契約日、受注金額等をリスト化

などの方法が考えられます。

こうした方法を活用することにより、今現在何もデータの蓄積がない企業であってもすぐにデータ活用を進められるはずです。

 

1-4.こんなときに!経営への活かし方

単に数字をこねくりまわすことに意味はありません。

活用につながる、意味あるデータ分析を行いましょう。

まずは小さい・粗い・不十分なデータでもよいので、データを活用することによって成果を出すことをめざしましょう。

経営者であれば、全社的な営業生産性を高めるために。

営業パーソンであれば、自身の営業活動を俯瞰して営業成績を高めるために。

セールス・アナリティクスは経営・現場のどちらにも役立つ武器になるでしょう。

 

2.質問&レビュー募集

読者のみなさまからの質問やコメントは随時募集中です。

このメールにそのまま返信できますので、お気軽にお寄せください。

 

3.お知らせ

4月22日に当社協賛の講演会が開催されます

『milieu』編集長 塩谷舞さんをお招きした講演会が開催されます。

4月22日(日)14時00分より静岡マルイ8階エニシア(静岡市)にて。

静岡にて実力派インフルエンサーのお話を聞くことのできるまたとない機会ですので、ぜひぜひご参加くださいませ。

詳細・お申込みはこちら↓

https://shizuokaciotan.peatix.com/

 

4.編集日記

3月も残すところ1週間となりました。

僕自身の仕事の繁忙としては「ヤマは越えたかな……」というところです。

抜かりなく年度納めの仕事を進めつつ、次年度に向けた計画づくりを進めていきたいと思います。

次年度も「お前は何屋なんだ?」と言われるペースで走り続けたいと思います。

 

5.次回予告『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本』

さて、次号で取り上げる本はこちらです。

對馬 陽一郎『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本』(翔泳社,2017)

Amazonリンク: http://amzn.asia/2baXmFf

「突然障害の本?」と驚かれるかもしれませんが、障害者雇用をされてる方向けに紹介しよう、という意図ではなく、発達障害の有無にかかわらず役立つ本だと思いますのでご紹介したいと思います。

「わかっているのにできない」というすべての方に役立つ本です。

お楽しみに。

vol.009(2018/03/17)『マンガで身につく多動力』

こんにちは、戸田です。

2018年3月17日です。

先週はお休みをいただきましてごぶさたしてしまいました。

暖かくなったり冷え込みがぶり返したりですが、春めいた日も増えてきましたね。

それでは、経営読書塾メールマガジンvol.009をお届けします。

本日のコンテンツはこちら。

 

目次

1.レビューNo.9『マンガで身につく多動力』

2.質問&レビュー募集

3.お知らせ

4.編集日記

5.次回予告『営業生産性を高める!「データ分析」の技術』

それでは、さっそくブックレビューに入りましょう。

 

1.レビューNO.9『マンガで身につく多動力』

1-1.書誌情報

書名:マンガで身につく多動力

著者:堀江 貴文,‎星井博文,‎三輪亮介

発行日:2018年3月1日

発行者:幻冬舎コミックス

Amazonリンク: http://amzn.asia/gWGIJyh

 

1-2.目次

はじめに

プロローグ 自分の時間を取り戻せ

第1章 仕事を選ぶ勇気

第2章 原液を生み出す人間

第3章 バカと小利口

第4章 人生の目的……?

 

1-3.内容紹介

今、最も売れる本を作る編集者・箕輪厚介氏によって、ホリエモンこと堀江貴文氏のベストセラー『多動力』をコミカライズしたもの。

Amazonビジネスコミックス部門にて発売早々に1位にランクインし、現在も売れ続けています。

こうしたビジネスコミックス、『7つの習慣』などの有名だけど古くて硬いのでちょっと読みにくい自己啓発書だとか、「コーチング」「事業計画書の作り方」といったスキルを学ぶためのものが多いですね。

そう考えると、まだ発売して1年も経っていないビジネス書がマンガ化されるのはちょっと珍しいかもしれません。

ビジネスコミックスとしてはかなり挑戦的な内容で、すでに『多動力』の原著を読んでいる人が読んでもおもしろいつくりになっていてさすがでした。

 

あらすじ

会社がある日突然無人島で飛ばされます。

漂流教室ならぬ漂流オフィス。

その無人島で、鈴木くんという夢を諦めたサラリーマンが、ホリエモンをモデルにした堀口さんという先輩とサバイバルしていくことで、多動力を身につけていく、というお話です。

ちょっと何を言っているのかわからないと思いますが、そんなマンガです。

ビジネス書のコミカライズって、ストーリーとしては退屈・凡庸なものが多いのですが、ふつーにマンガとしておもしろい、というのがこの『マンガで身につく多動力』のいいところですね。

ちなみになぜ無人島に飛んだかというと、磁場の影響らしいです。

どんな磁場だ。

 

マンガ化のいいところ

『マンガで身につく多動力』には、『多動力』のエッセンスが詰まっています。

そして、マンガのいいところはサクッと気軽に読めるところですね。

それでいて、ストーリーがあるのでむしろ趣旨がハラオチしやすいかもしれません。

あとは、堀江貴文氏がなんとなく気に入らなくて彼の言うことに賛同したくない、という方も、マンガのキャラクターの言う事なら受け入れやすいという効果もある……かも?

 

多動力を肌で感じる

無人島でサバイバルする、というストーリーですが、それまで現代日本のサラリーマンとして働いてきた登場人物たちに、当然サバイバルのプロみたいな人はいません。

誰も正解がわからない、何をすればいいのかがわからない、という状況です。

その中で、堀口さんだけが見切り発車で動き出し、無人島でのサバイバルを楽しみながら生き抜いていきます。

主人公の鈴木くんは、その堀口さんのそばで過ごしながら、とにかく動き続けることの大切さを学んでいきます。

「電話をかけてくる人間とは仕事をするな」

「寿司屋の修行なんて意味がない」

「見切り発車は成功のもと」

……といった少し極端とも言えるメッセージの中で、一貫しているのは「とにかく動け」ということです。

 

1-4.こんなときに!経営への活かし方

幸い経営者たる我々は自分の時間を自分でコントロールしやすい立場にあります。

なんにでも好奇心を持って、いろいろな世界を覗こうと思えば覗けるはず。

特に新しい商売のタネを探そう、なんて時はたくさん行動してたくさんのことを発見する、ということが必要なんじゃないかと。

そんなとき「多動力」という考え方は、「マジメに目の前の仕事をすること」だけが、仕事ではない、という視座を拡げるのに役立つのではないでしょうか。

 

2.質問&レビュー募集

「経営読書塾」では、塾生(読者)のみなさまからの質問や感想、コメントなどなど、いつでもお待ちしております。

このメールにそのまま返信できますので、お気軽にお寄せください。

いただいた質問については、その次の配信でご回答させていただく予定です(内容によっては個別にご回答いたします)。

「こんな本をレビューしてほしい」といったご要望もお待ちしております。

また、「自分もレビューを書いてみたので紹介してほしい!」といった持込も大歓迎です。

レビューを書くと、自分の頭の中が整理され、また読んでみるだけでは気付かなかった発見があるかもしれません。ぜひチャレンジしてみてください。

 

3.お知らせ

LINE@の導入支援サービスをはじめます

経営読書塾を運営する株式会社あらまほしは、LINE@正規代理店である株式会社総合アドとパートナー契約を結ぶことになりました。

今後、同社との提携の下、企業・店舗向け販促ツールLINE@の導入・運用支援サービスを本格的に展開していきます。

ご興味・ご関心のある方はお気軽にご相談ください。

 

4.編集日記

先週は配信をお休みしてしまいまして失礼しました。

ぶっちゃけますと、中央官庁の公募プロポーザル案件の企画提案書作成に追われておりまして……。

おかげさまで無事に提案書は提出することができました。

内容には自信があるのですが、いかんせん競合に会社体制も実績も負けているので(一人会社なんで当たり前なんですが)、結果がどうなるかは全然予想できません。

採択されるとよいのですが。

そして今週は年度末の報告書納品ラッシュです。

年度末、業種にはよるかと思いますが、繁忙を極める方も多いかと思います。

お互い身体を大事にしつつがんばっていきましょう。

 

5.次回予告『営業生産性を高める!データ分析の技術』

さて、次号で取り上げる本はこちらです。

高橋 威知郎『営業生産性を高める!データ分析の技術』(同文館出版,2017)

Amazonリンク: http://amzn.asia/gUuavNk

営業に関するデータを可視化し、その効率性を高める「セールス・アナリティクス」という考え方をご紹介します。

お楽しみに。

vol.008(2018/03/03)『鬼速PDCA』

こんにちは、戸田です。

2018年3月3日です。

3月に突入しましたね。

年度末です。

前職の頃ほどではありませんが、今も行政系の仕事はいくつか受けており、年度末はわりとバタつく時期です。

それでして花粉も飛び出してつらい……。

体調に気を付けて3月を乗り切ってきましょう。

それでは、経営読書塾メールマガジンvol.008をお届けします。

本日のコンテンツはこちら。

 

目次

1.レビューNo.8『鬼速PDCA』

2.質問&レビュー募集

3.お知らせ

4.編集日記

5.次回予告『マンガで身につく多動力』

それでは、さっそくブックレビューに入りましょう。

 

1.レビューNO.8『鬼速PDCA』

1-1.書誌情報

書名:鬼速PDCA

著者:冨田 和成

発行日:2016年10月24日

発行者:クロスメディア・パブリッシング

Amazonリンク: http://amzn.asia/eHNLdES

 

1-2.目次

はじめに

1章 前進するフレームワークとしてのPDCA

2章 計画初級編:ギャップから導き出される「計画」

3章 計画応用編:仮説の精度を上げる「因数分解」

4章 実行初級編:確実にやり遂げる「行動力」

5章 実行応用編:鬼速で動くための「タイムマネジメント」

6章 検証:正しい計画と実行の上に成り立つ「振り返り」

7章 調整:検証結果を踏まえた「改善」と「伸長」

8章 チームで実践する鬼速PDCA

おわりに

 

1-3.内容紹介

「PDCAサイクル」という言葉を聞いたことのない経営者、ビジネスパーソンはほとんどいないでしょう。

古典的でありながら、現在も色褪せないフレームワークです。

が、このサイクルをきちんと理解して実行に移すことができている方はどれほどいらっしゃるでしょうか。

本書では、このPDCAの考え方をしっかりと学んだ上で、これを「鬼速」で回し続けることによって、ハイスピードで事業を前進させ続けるための方法論について知ることができます。

 

PDCAこそ最強のスキル

PDCAは、Plan(計画)-Do(行動)-Check(検証)-Ajust(調整)という4つの工程をまわすことによって、生産工程や業務改善を図るための古典的なフレームワークです。

※一般的にPDCAはPlan-Do-Check-Actionとされていますが、本書では、ActionではなくAjustとされています。

事業を進めていく上で、何もかもが計画通り上手くいくことなどありえません。

このとき、計画をきちんと立て、その計画に基づいて行動し、その成果を検証し、成果に応じて調整していくことができれば、事業の改善点などに早期に気付くことができ、事業や仕事の有効性を向上させることができるのです。

著者は「PDCAこそ最強のビジネススキルである」と断言しています。

PDCAは個別のビジネススキルとは別次元のものであり、事業を進めていくためのベースとなるスキルです。

PDCAをしっかりと身につけ、そのサイクルを回すスピードを早くすることで、事業、仕事の成功確率、スピードを高めることができるのです。

 

PDCAはPlan(計画)が肝

「計画はPDCAの5割を占める」と著者は述べます。

では、この計画をどのように立てるのでしょうか。

これは「実現したいゴール」から逆算して設定していくことになります。次のワークフローをご覧ください。

①ゴールを定量化する(KGI)

②ゴールと現状のギャップ・課題を洗い出す

③ギャップ・課題の解決策を定量化する(KPI)

④解決策を分解し、DO(行動)に落とし込む(KDI)

……といった流れになります。

少しイメージしにくいかもしれませんね。

具体的なケースを想像しながら考えてみましょう。

例)

あなたは旅館業を営んでいます。最近の悩みはスタッフ不足。

特に繁忙期は人手が足らず、部屋は空いているのに予約を断らないといけない状況まで生じています。

そこで、この課題を解決することを目標にしたいと思います。

 

①ゴールを定量化する(KGI)

「人手不足により対応できない事態を解消」がゴールなので、これを定量化します。

ここでは仮に、次のように設定します。

例)

人手不足により予約を受付できない客数:1件以内(同前年度実績:7件)

これがKGI(Key Goal Indicator)となります。

 

②ゴールと現状のギャップ・課題を洗い出す

「なぜこうした事態が生じているのか?」という問題について課題を洗い出します。

例)

・繁忙期はスタッフの数が足りていない

・スタッフが足りないことにより受付が遅くクレームが生じ、その対応にますます時間が取られる

 

③ギャップ・課題の解決策を定量化する(KPI)

上記の課題について定量化し、これをKPI(key performance indicator)とします。

例)

・繁忙期の短期スタッフを+5名確保する

・受付を効率化するため、予約情報を一元化する(電話・FAX・Web予約情報をすべて当日中に一元化)

 

④解決策を分解し、DO(行動)に落とし込む(KDI)

・スタッフ確保

→既存スタッフに紹介を依頼する(従業員全員・今週中)

→繁忙期の2カ月前からアルバイト情報誌にて募集をかける……etc

・予約情報の一元化

→予約情報を一元化しやすいようスプレッドシートを作成する(今週中)

→予約管理スタッフへの教育・訓練(今月中)……etc

 

以上、簡単にではありますが、例を挙げてみました。

イメージの助けになりましたでしょうか。

すべてのステップで大切なポイントは、定量化すること、期日を定めることです。

定量化し、期日を決めることにより、PDCAの「DO」において、具体的に何をすればよいのかが明確になり、間に合わなくなります。

また、「Check」において、達成できたか否かが客観的に評価できるようになり、改善すべきか否かが判断しやすくなります。

 

鬼速でサイクルをまわす

本書では、こうしたP(計画)をふまえて、DCAのサイクルをまわす具体的な実践法が続きます。

PDCAサイクルをまわすことにおいて重要なのはそのスピードです。

PDCAをまわすといっても、検証が1年おきでは、事業の改善、前進する速度は遅々として進まないでしょう。

著者の会社では、こうしたPDCAを確認する進捗ミーティングを半週に一度実施しているとのことです。

半週に一度状況を確認し、行動を調整、改善することで事業の進むスピードを格段に高めていけるとのこと。

この「鬼速」なスピード感でPDCAをまわすことが事業を加速させていくことでしょう。

 

1-4.こんなときに!経営への活かし方

PDCAサイクルは、官民を問わずとても浸透しているフレームワークです。

だからこそ、なおざりになったり、あるいは古いものとされていますが、本書を読むことによって、その重要性、有効性についてあらためて考えることができます。

PDCAは経営だけでなく、プライベート、自分の人生の目標、その目標に向けた行動を管理していく上で非常に強力なツールです。

PDCAを実践し、経営、人生のスピードアップを図りましょう。

 

2.質問&レビュー募集

「経営読書塾」では、塾生(読者)のみなさまからの質問や感想、コメントなどなど、いつでもお待ちしております。

このメールにそのまま返信できますので、お気軽にお寄せください。

いただいた質問については、その次の配信でご回答させていただく予定です(内容によっては個別にご回答いたします)。

「こんな本をレビューしてほしい」といったご要望もお待ちしております。

また、「自分もレビューを書いてみたので紹介してほしい!」といった持込も大歓迎です。

レビューを書くと、自分の頭の中が整理され、また読んでみるだけでは気付かなかった発見があるかもしれません。ぜひチャレンジしてみてください。

 

3.お知らせ

LINE BOT勉強会 IN 掛川を開催しました

2月21日(水)静岡県掛川市にて「LINE Bot勉強会 in 掛川」を開催しました。

……と先週もお伝えしておりましたが、いまだ開催報告を書けていません。

これもPDCAですね。調整していきます。

 

厚生労働省セミナーに登壇します

厚生労働省による『高度外国人材活用促進セミナー』が東名阪3会場にて開催されます。

外国人材の採用・定着を検討されている企業経営者・人事担当者向けに、外国人にとって魅力ある就労環境を整えていくためのポイントをご紹介するセミナーとなっております。

このうち、3月14日(水)14:00-16:00に名古屋国際会議場にて、開催される名古屋会場セミナーでは、第2部パネルディスカッションに戸田も登壇してお話させていただきます。

参加無料ですので、ご興味・ご関心ありましたらぜひご参加ください。

詳細・お申込みはこちら↓

http://www.chugai.gr.jp/gaikokujinzai/

 

4.編集日記

メルマガ配信が夜遅くになってしまい申し訳ありません。

本日3月3日は International Open Data Dayでした。

誰もが自由に使うことができる「オープンデータ」を作ったり、 使ったり、考えたりするイベントを世界中の都市で同日開催するお祭りとのこと。

戸田も「オープンデータデイ2018 in 掛川」のRESASアイデアソンに参加していました。

こうしたイベントに出てディスカッションするのも刺激になりますね。

これからも時々参加していくようにしたいと思います。

 

5.次回予告『マンガで身につく多動力』

次号で取り上げる本はこちら。

堀江 貴文,‎星井博文,‎三輪亮介『マンガで身につく多動力』(クロスメディア・パブリッシング,2018)

Amazonリンク: http://amzn.asia/gWGIJyh

2017年にヒットした堀江貴文氏の『多動力』。

こちらがマンガ化されました。

ある日、会社のビルが全社員ごと突然無人島に転送されてしまう。現在地不明、食料も無い、究極のサバイバル。
鈴木は「多動力」を身につけ、生き残ることが出来るのか……!?

という「ど、どゆこと???」というストーリーです。

よくあるビジネス書マンガより奇想天外な展開、キャラクターで、気軽に楽しめる内容となっております。

お楽しみに。